アゼツからの伝言243

ー進化を阻(はば)むものー


  各階層別に動く遺伝子は、全ての遺伝子エネルギーとして動く。

  その意識が、各遺伝子層の階層別エネルギーとして

  伝達される組織になるからだ。

 

  遺伝子のもとから覆された意識のもとを元通りに戻すには時間がかかる。

  この行程があるから、我々の意識の解除が遅れる。

 

  同じ類(たぐい)の意識の中には、

  生まれ持ったフォトンベルトの繋がりを持つ万有の遺伝子があると言うのに、

  意識層の違いから生まれる遺伝子の中には

  繋がりのない生命の意識があるだけだ。

  この遺伝子が我われの意識の違いを阻(はば)む、固定の概念を押し付けた。

 

  数億、・・・数万年の時代をさかのぼること、

  我われの遺伝子には法則となる秩序があった。

  その行程があるからこそ、新しい生命の誕生が許されたのに、

  無秩序の法則の中に投げ出された遺伝子によって

  無類の遺伝子が生まれたのだ。

 

  この意識に投げ出された遺伝子が、

  あなた方の無数の意識を生みださん遺伝子層の解体を拒み続けた。

  そのうちの一種が今日(こんにち)の、あなた方の社会を縛りつける

  無法の秩序をつくりだしたのだ。

 

  意識の繋がりがつくりだす社会的集団とは、

  あなた方の進化を押さえつけてきた意識の集団体系だ。

  この体系を崩さなければ、我われの進化は見込めない。

 

  あなた方の未知数の意識が新しい遺伝子に届くように

  我われの意識の解除も、遺伝子の解体も、同じように進行する。

  同じ道を歩む同士のエネルギーが届くまで、

  あなた方の進化の道は続く。

 

                            2016.3.17  pm12:17